アクタスプラススタイル
【連載】おしゃオタへの道・寄り道編「Artek Tokyo Store」
date. 2023/10/10
皆様こんにちは。ACTUS+STYLEスタッフの竹内です。
長期連載「おしゃオタへの道。」久しぶりの更新でございます。
今回は『寄り道編』。
「おしゃオタへの道・寄り道編」は、スタッフ竹内の部屋の改造をちょっとお休みして
竹内のインテリアに関するまったりな日常をお届けするコーナーです。
(部屋の改造には少なからず費用がかかって参りますため
フルスピードでの改造が進まない旨、何卒ご理解頂けましたら幸いです…🙇)
少し前のお話になりますが、
7月末、東京・渋谷まで足を延ばしまして、Artek Tokyo Storeへ行って参りました!
一人旅…と言いたいところですが、
この日は”インテリア(とその他個人的に欲しいもの)を巡ろう!”ということで、ACTUS+STYLEの店長と企画していた二人旅でございました。
今回の「寄り道編」では、Artek Tokyo Storeレポをお届けします🌸
表参道から脇道に逸れた場所に静かに佇むartek store。
実は私、artekの店舗に行くのは今回が初めて。外から見るだけでテンションUP。
はたから見ても分かりやすくはしゃいでいたことでしょう。
ショーウィンドウには、artekといえばこれ!とも言えるアイコニックな家具・スツール60が。
実は2023年はスツール60の90周年アニバーサリーイヤー。
artekでは90周年を記念したスペシャルプロダクトが発売されているんです!
こちらは90周年記念モデルのひとつ「スツール60 ロイム」。
通常、スツール60の素材はバーチ材ですが、こちらは白樺。
白樺は波状の炎のような木目模様がまれに現れる素材で、「ロイム」はフィンランド語で「炎」という意味です。
スツール60ロイムにはスツールと一緒にオイルが付属しています。
スツールは無塗装になっているため、購入者が付属のオイルを塗ると、その炎のような模様が鮮やかに浮かび上がるという仕組みです。
自分自身でオイルを塗ることで、自分だけのスツールが完成する…その過程も含めて魅力的な商品です。
この文章を書いていてロイムが欲しくなって参りました。いけないいけない。
竹内が財布の紐を緩めてしまう前に次へ進みましょう。
階段を降りると、正面の壁一面にartekとvitraのチェアが。まさに夢のチェアウォール。
フランスの建築家・家具デザイナーのジャン・プルーヴェがデザインした家具も多数展示されていました。
ジャン・プルーヴェの家具は特徴的で(特に脚)一目見て彼のデザインだとわかりますね。
ここのレイアウト、すごくかわいかったです!明るくて素朴で、こんなお家だったら素敵だろうなと思いました。なんでしょうね、artekの特有のやわらかさというかなんというか。artekが特許も取得している曲木の丸みが”artekらしさ”を生み出しているのでしょうかね。
こんな事書いてますが、現地では「見て~~ドムスチェアかわいい~~」みたいな呑気なことしか言っていなかったような気もします。
名作の数々が並んでいるので、目移りしながら店内を回っていたのですが
その中でも気になる商品を見つけました。
こちらなんと、1930年代発売当初の69チェア。
張ってあるファブリックも当時のままだそう。貴重です。
パーツの接合部にはマイナスネジが使用されています。(現在の製品はプラスネジ仕様)
経年の傷もそのままに、いい味を出しています。でもなぜヴィンテージ品がここにあるのでしょう。
実は北欧は家具の中古市場が確立した地域。
artekでは、フリーマーケットや古い施設などから自社の使い古された製品を買い取り、販売する「2nd Cycle(セカンド サイクル)」という試みを2006年から行っています。
artekの家具の色褪せることのない魅力と良いものを長く使うことの良さを伝える取り組みです。
その中の一部の商品が日本に輸入され、ストアにて販売されているとのこと。店舗だけでなく、オンラインショップでも2nd cycleの商品を見ることができます。
自分の部屋でもヴィンテージの家具や小物を使用していますが、
今にはないデザインだったり、その商品が辿ってきた年月や歴史を感じたり
ヴィンテージだけが持つ魅力ってやはりあると思います。
この69チェアも、前の持ち主さんが大切に使っていたものだったのかな、どこでどんな人が使っていたのかな。そんなことを思いながら眺めておりました。
さて、実は私、artekの店舗に行ったら実際に見てみたかったお目当ての商品がございました。
それがこちら、90Bテーブルです。
(真剣すぎて写真を撮るのを忘れていたので、上の画像はACTUS onlineから引用しています。)
artek創始者のひとり、巨匠アルヴァ・アアルトがデザインしたテーブルです。
現在私の部屋では据え付けの折り畳みテーブルを使っているのですが、部屋を改造するにあたって円形のテーブルを置きたいと思っていました。
ネットで色々と探していたのですが、中々気に入るものは見つからず…悩んでいたところにふと降りてきた考えが
「あ、ACTUSってartekの取り扱いあるじゃん。」
完全に盲点でした。なんてこった。artekを忘れるなんて私ってほんとバカ。artekにも小さめのラウンドテーブルあったじゃん。そうして辿り着いた答えが90Bでした。
天板の直径は75cm。一人暮らしに丁度良いいサイズ感。シンプルかつ特徴的なartekらしさあふれるデザイン。これしかないじゃないか。私は何をしていたんだ。と頭を抱えました。
90Bは昔STYLE伊勢崎店に展示があったのですが、なにせ2年前の記憶なので、もう一度サイズ感などを確かめるいい機会かなと思ったのがartek Tokyo Storeに行こうと決めたきっかけです。
90Bには天板がナチュラル・ホワイトラミネート・ブラックリノリウムの3種類あり、
ホワイトラミネートとブラックリノリウムのどちらを選ぶかで悩んでいました。
artekの店員さんに「どっちがいいと思いますか?」と相談してみたところ、「リノリウムの方が経年変化を楽しめると思いますよ。」とアドバイスを頂き、ブラックリノリウム天板での購入を決心しました。
いつ購入できるかはお財布との相談が必要ですが、方向性が決まったので一安心です。
これをいつか家で使うんだ…と思ったら、楽しみで仕方がありません。
店員さんとの会話も楽しんだところで「さて、そろそろ帰るか」と店を後にしようとしたその時、とあるものを見つけてしまいました…
前々からず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと欲しいと思っていた、ゼブラ柄のファブリック張りのスツール60。
ああ。。。。実物が目の前に。。。。かわいい。明らかにかわいい。どう見てもかわいい。素敵すぎる。耐えられない。うわ~絶対欲しい。絶対買う。今買う。今は無理。後で買う。
思わずしゃがみこんでまじまじと見てしまったので、隣でその様子を見ていた店長には「めんどくせえなあこいつ、だったらテーブル共々早く買えよ」と思われていたことでしょう。でも買えないのです。オタクの財布はいつだって寂しいのです。
財布の紐はギチギチに締めつつ、いつか絶対90Bテーブルと一緒にこのスツールも買ってやるんだ…という闘志(?)だけをメラメラと燃やしました。
自宅に対する夢をいっぱいに広げたところで、Artek Tokyo storeツアーは終了。
帰る前に記念写真(を店長に撮らせました)。大満足、満面の笑みでございます。
皆様も、渋谷方面に行かれる機会がございましたら、ぜひArtek Tokyo Storeへ遊びに行ってみてくださいね。
それでは、また次の「おしゃオタへの道。」でお会いしましょう!
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